今回、講師を2人お招きしました。
まずお1人目の講師は(株)B・M・FTの大橋正房さんです。B・M・FTはマーケティング・リサーチの会社で、食品や飲料メーカーなどから商品コンセプト、パッケージ開発や、消費者調査の企画やデータ分析を行っています。その中で着目されているのが「おいしいを感じる言葉」=シズルワードです。青果を販売するときにどのような言葉が購買に結びつくのかを学べる機会になりました。
お2人目は(株)久松農園の代表、久松達夫さんです。久松さんは有機農業で野菜を多品種生産する農家さんです。市場流通をせず、ほとんど消費者と飲食店への直販で、数人を年間雇用する経営を成り立たせています。その著書『キレイゴトぬきの農業論』(新潮新書)は大ヒットしました。今回、久松さんより「物流費の上昇による、生産者と流通の課題について意見交換をしたい」という要望があり、近況も含めお話いただき、会員とのディスカッションの場を設けました。
また今回は希望者を募り、午前中に中嶋先生の講義「中嶋ユース塾」を開講しました。テーマは「食料自給率を考える」でした。
開催日時: 10月17日(火) 14時〜17時30分(13時30分開場)
開催内容:
14:00 〜 株式会社B・M・FT 代表取締役 大橋正房さん
「シズルワードの現在」
15:50 〜 株式会社久松農園 代表 久松達夫さん
「これからの青果流通について」
※本講演は研究会会員のみの参加となります。
会員以外でご参加ご希望の方、入会希望の方は事務局までお問い合わせフォームよりご連絡をお願い申し上げます。
青果物流通研究会 事務局