2014年6月27日(金)にGLS会合が下記の通り開催されました。
開催内容は以下の通りです。
東京大学 大学院農学生命科学研究所 農業・資源経済学科 教授 中嶋康博氏(青果物流通研究会会長)によるご講話
テーマ「農林水産省・地域の活力創造プラン」の改革
概要:東京大学の中嶋教授に「農林水産省・地域の活力創造プラン」「人口減少局面における食料消費 の将来推計」について今後の事業の方向性を含め、ご講話頂いた。農林水産業・農山漁村の現場を取り巻く状況の解決にむけてどのように制作がとられていくのかなどを中心にお話頂いた。
業務連絡について
・次回のGLS会合は9月26日(金)に開催予定
・10月10日前後に日比谷講演で開催される「土と平和の祭典」は出展予定
・11月は仙台にてGLSツアー会合実施予定
講演(2テーマ)について
1.玉川大学 研究員 藤巻義博氏
テーマ「LED技術の植物生産への活用」
概要:藤巻氏にはLEDを使用した完全密閉型植物工場についてご講話頂いた。ただ栽培を行うので はなく、光を応用し人々が欲しいと思う野菜を作るという栽培方法から今後の流通、販売方法の変化、様々な企業の参加による6次産業への進展についても詳しくお話頂いた。
当日は違う波長で育てたレタスを試食したが、同じ品種でも味や見た目に違いがあった。
(下記は波長を変えて栽培したレタスの写真)
2.株式会社アーサーアグリ 渡邉誠一氏
テーマ「土耕栽培式植物工場のビジネスについて」
概要:渡邊氏には土耕栽培式の植物工場のビジネスモデルについて、自社の培地と、通常の培地の違いやハウス内の制御システムを中心にお話頂いた。当日は自社の植物工場で栽培した、トマトをお持ち込み頂き試食を行った。また新規就農を考えている方や企業向けに低コスト、低投資で参入できるトライアルファーム構想や空き地を利用した土地活用についてもお話頂いた。
(当日試食を行った華トマト)